TOEFL

TOEFLとは
英語を母語としない人を対象とした英語力判定テストで、アメリカに本部のある教育機関ETS(Educational Testing Service)が実施、日本ではETSのTOEFLテスト日本事務局である(CIEE)が実施しています。海外からの留学生が英語を母国語とする国の教育機関などで授業についていけるかどうかを見るものとされています。
一般に、アメリカ合衆国・カナダなど北米の大学、大学院などへの出願の際にはスコア提出が必要となります。語学学校への出願の際には必要ないところが多く見受けられるが、一部ビジネス英語コースなどでは必要なところもあります。
また、各種政府機関、奨学金プログラムなどでもスコアを利用しているほか、日本国内でも学内単位認定や、入試優遇、海外派遣選考の目安としてなど新しい方面での利用も増加中です。
従来は記述式のペーパーテスト(PBT)が主流でしたが、2005年9月に米国より導入(日本では2006年7月)された新形式のTOEFL iBTは、実際のコミュニケーションに必要な「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能を総合的に測定します。
より実践的な英語運用能力を測るべく、受験者が英語をどれだけ「知っている」か、ではなく、「使える」かに焦点をあてています。


Institutional TOEFL (TOEFL TEST ITP) について
Institutional TOEFLとTOEFL ITP(Institutional Testing Program)は同じもので、TOEFLテスト作成元であるETSが提供する団体向けテストプログラムです。テスト問題はTOEFL PBTの過去問題を再利用しているそうです。なお団体対象のプログラムですので、個人の方の申込および個人の集まりでの実施は不可となっておりますので、あらかじめご注意ください。
また、TOEFLテストITPスコアには公的な効力はありませんが、問題作成のプロセスはもちろん、出題形式や採点方法はTOEFLテストに準じており、TOEFLテストスコアと高い相関関係にあります。

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テスト構成
「読む」「聞く」「話す」「書く」の4セクション構成 です。テストセンターで1人1台コンピュータが割り当てられ、全セクションコンピュータ上で受験します(テスト所要時間:4-4.5時間)。全セクションでメモをとること(Note-taking)が可能です。Speakingセクションでは、受験者がマイクに向かって話した音声が録音され、採点されます。同時に複数の技能を測定する問題(Integrated Task) があります。(SpeakingセクションとWritingセクションのみ)


TOEFL iBTテスト全体の構成

セクション 問題数・形式 時間 スコア
Reading 3-5パッセージ 各12-14問
※パッセージ約700語
◎選択問題
◎分を挿入する問題
◎グループ分けする問題など
60-100分 0-30
Listening
マイク付
ヘッドセット使用
2-3会話 各5問
※1会話約3分
◎選択問題
◎表を完成させる問題など
60-90分 0-30
4-6講義 各6問
※1講義約3-5分
                             休憩10分
Speaking
マイク付
ヘッドセット使用
Independent Tasks 2問
※準備:15秒/解答:45秒
◎好みと理由を問う問題
◎支持する意見と理由を問う問題
約20分 0-30

Integrated Tasks 4問

Read+Listen→Speak 2問
※準備:30秒/解答:60秒

◎要約する問題(大学生活を想定)
◎問いに答える問題(講義を想定)

Listen→Speak 2問
※準備:20秒/解答:60秒

Writing
タイピングのみ(手書き不可)
Integrated Tasks 1問
Read+Listen→Write
※150-225語程度
◎要約する問題 20分 0-30
Independent Tasks 1問
※300語程度
◎意見に基づき作文する問題 30分
Total 4-2.5時間 0-120

 

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試験結果
試験結果は合否ではなく、スコアで評価されます。
TOEFL iBTに変更されてからは、スコア(点数)に加え、「スコアの持つ意味」の解説 (Performance Descriptor)も示される)ようになりました。 TOEFL iBTスコア、TOEFL PBTスコア、TOEFL CBTスコアはどれもTOEFLテストスコアとしてみなされます。
いずれも有効期限はテスト日から2年間です。


TOEFL iBT

TOEFL iBTトータルスコア 0~120
各セクションスコアスケール
Readingセクション 0~30 Listeningセクション 0~30
Speakingセクション 0~30 Writingセクション 0~30

※トータルスコアの算出式:Reading+Listening+Speaking+Writing


TOEFL PBT

TOEFL PBTトータルスコア 310~677
各セクションスコアスケール
Readingセクション 31~67 Listeningセクション

31~68

Structureセクション 31~68 Writingセクション(*注1) 1~6points

(注1):上の3つのセクションのトータルスコアとは別に表示される。
※トータルスコアの算出式:(Listening+Structure+Reading)×10÷3
※現在日本において予定されているTOEFL PBTはありません。
※TOEFL CBTは日本では2006年9月30日をもって終了しています。スコアの有効期限は2年のため、スコア発行業務も2008年9月末で終了しています。

 

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スコア票について

TOEFLテストスコアには、"Examinee Score Record"と"Official Score Report"の2種類のスコア票があります。どちらも同じ点数が記載されますが、用途が異なります。


Examinee Score Record(受験者用控えスコア票)
受験後に米国ETSより受験者宛に1通のみ送付され、原則として再発行はありません。あくまで受験者の確認用であり、多くの場合、公式なスコア票としては認められません。 ※TOEFL iBT申込時にスコアの確認方法を「Web (My Home Page) での確認のみ」とした場合は送付されません。


Official Score Report(公式スコア票)
受験者の希望により、米国ETSから直接志望団体(留学希望先など)に送付されるもので、受験者には送付されません。これは、公式な目的でスコア票を提出させる際に改ざんができないよう配慮されているためです。志望団体がTOEFLテストスコアの提出を要求している場合、通常このスコア票を指しています。


※TOEFLについてはこちらのホームページへ 国際教育交換協議会(CIEE)

 

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